ブレバン・ハワードがアジアのマクロ系ヘッジファンドを昨年末清算した。理由はファンドマネージャーののカスパル・アーンストが長期休暇を取ったためとブルームバーグが報道した。
報道によると、アーンストが15年間運営してきたこのファンドは、昨年11月末時点で4億6800万ドル(約510億円)を運用していたが、昨年末に閉鎖された。同ファンドは2004年に取引を開始して以来、マイナスの年はなく、年率換算で7%弱のリターンだったという。最盛期には30億ドルの資金を運用していた。
熾烈な競争が繰り広げられているヘッジファンド業界では、長期休暇を取ることは比較的まれだが、なかには休暇を取って世界を旅したり、家族と過ごしたりできるマネジャーもいるという。